重度重複障害者施設「みどりの家」が開所しました。(5月6日)
「みどりの家」が開所式にて
 重度の知的障害と肢体不自由が重複した重度重複障害者が、適切な医療ケアのもとで通所できる「みどりの家」が5月6日、緑区青砥町に開所しました。
 みどりの家には、利用者の障害に不可欠な医療ケアを行う診療所も併せて整備されました。

 開所までには、13年にもわたる、施設建設のために、保護者を中心としたバザーの開催や内職等で自己資金を準備するなどの活動を行ってきました。
 また、診療所は通所者の健康管理だけでなく、在宅の障害児・者の地域医療の中核を担っていきます。
 障害を持つ人も、持たない人も、すべての人が力を発揮し、誇りを持って自立できるユニバーサル社会の構築を求める声が高っています。私は、福祉とは、広くすべての市民生活に関わるものであると考えます。その意味からも、今後のみどりの家と地域との関わりを応援して行きたいと想います。