まちの教育力支援
【質 問】
まちの教育力支援[土曜塾]事業は、横浜市中期政策プランにも盛り込まれているが、この事業の目的について。
子どもと大人がともに学ぶ環境づくりのため、また、「まちとともに歩む学校づくり」を進める仕組みづくりの一環として、週末の学校施設等を活用し、地域の子どもたちを対象に、地域の方々が実施する多彩な学習活動を支援しようとするものです。
【質 問】
まちの教育力支援事業の実績について。
平成15年度の新規事業として、これまでに、緑区、旭区、磯子区、金沢区、青葉区、都筑区、瀬谷区、中区の8区で16事業を実施しております。
茶道教室やパソコン教室、ビオトープでのめだかの成育観察など多彩な内容で開催されており、参加した子どもたちは、延べ約3,000人となっております。
【質 問】
今後、その課題を踏まえ、どのように展開していくのか。
15年度の実施結果を取りまとめて、事業効果を検証するとともに、今後の地域での活動に参考にしていただくために、実践報告書を作成します。
また、子どもたちの生涯学習活動を支援している方、あるいは、これから支援していこうと考えている方を対象に、子どもたちに学びの機会を提供するノウハウなどを学習するセミナーを開催し、地域の方々が、主体的に取り組める環境づくりを行うなど、事業の拡充に努めてまいります。
【質 問】
情報教育等において、コンピュータ等に堪能なボランティアに技術的支援を受けたらよいと考えるがどうか。
普段の学習の中でも必要に応じて地域の教育力を生かすことは大切なことと考えておりますが、情報教育においてはこれまでにも、ボランティアの方々にコンピュータの操作や校内LANの管理等について支援をいただいている学校もあります。
コンピュータ等に関する技術的な支援は、学校共通の課題でもありますので、継続的な支援のあり方や教師とボランティアとの役割分担等について検討し、学校が主体的に取り組めるよう、情報提供してまいりたいと考えております。
【要 望】
次代を担う子どもたちのために、地域の方々がもつ様々な教育力が発揮発できる環境づくりが重要であると考えます。このような事業をさらに充実していただくことを要望します。