映像文化都市構想について
■本市が映像文化都市構想を進める狙いについて伺いたい
 横浜を最大限に活用し21世紀産業としてデジタル化による発展が期待される映像文化産業の集積を促進し、新産業の育成を図り、市内経済を活性化させ、映像文化を幅広く振興することで、「個性ある都市横浜」を国内外にアピールしていきたいと考えています。

■映像文化都市構想については、核となる企業の誘致に加えて、これを支援する関連産業や人材の集積が必要と考えるが、どうか
 市内には、IT産業や映像機器メーカー、撮影スタジオなどが立地しており、美術、機材やコンピュータグラフィック、デジタル編集など、幅広い映像製作を支援する企業の集積を図っていく必要があると考え、都心部においては、歴史的建造物や空いているオフィス、倉庫などを活用し、アーティストなどが創作活動を行なう場づくりや、映像関係の人材育成を行う教育機関の誘致などに取り組んでいきたいと考えています。

■今後の映像文化都市構想の進め方をどのように考えているのか
 それぞれの地区の特性を活かした機能集積を推進すべきと考え、映像やIT関連企業などの立地促進を目的に、助成金など思い切った支援策を講ずるとともに、国や教育機関、関連企業、NPOなどとの意見交換の場を設け、ネットワークを広げていきたいと考えております。